BIBOUROKU

にしけんだだだ

It's just my era 令和

ブログを放置したまま、2019年どころか元号変わって令和になりました。

https://soundcloud.com/trekkie-trax/reiwa

TREKKIE TRAX CREW×なかむらみなみの「Reiwa(令和)」って曲がめちゃくちゃ良い。インストで聞いてもボーカルトラックだけ聞いてもいい。画期的だ。

 

水曜日のダウンタウン、「令和をあてるまで帰れまテン」がすごかった。

もうなんかもうパクリだという事すら忘れちゃうくらいオリジナルなのだが、過酷のレベルはやはり水曜日だ。

 

これがすごいのは一見こんな地味な企画これ1本で60分番組をやろうとする気合いだ。そして構成の妙だ。

 

序盤の礼儀正しい拉致からのルール説明。

ここで今まで散々怒られた事へのアンサーを返しつつ、

「これならいいっしょ?」的なブレないアティテュードを示す。

 

中盤からも全く飽きさせない。

二人の回答の傾向を示しつつ、森本の天然のボケを際立たせる。もともとあった大喜利要素を抽出して単純に回答の面白さで笑わせてくる。「歯姫」はねえだろ。「歯姫」て。

 

カイジのルールを踏襲したチャンスタイムでは、ヒントとエアコンのリモコンを迷いながら、彼らはタバコを選ぶ。

この禁煙が叫ばれ、大河ドラマにちょっとでも映ろうものなら苦情が来るこの時代にだ。水曜日のダウンタウンはどこまでもカウンター番組だ。

この時、初瀬の放った「俺たち、幸せやったんやなあ」がまさに人間的で、この企画のコクと旨味を引き出している。

 

終盤、ヒント松のランプを手に入れてからは、ランプがどういう理由で点灯するのか謎解きに入る。

画数、イニシャル、文字。この3つのヒントも絶妙だったと思う。

画数を逐一調べるスタッフの努力にも目を見張るものがある。

 

満を辞して「令和」を出した瞬間には思わず声が出た。これは60分ではダメだったんだと思う。

これ一本でいくことで生まれたドラマなんだと思う。謎の感動だ。

自分でたどり着く。

 

 

彼らがたくさん考えた元号候補を見るたびに「令和」って文字、めちゃくちゃいいな、って思える。最高じゃん、令和。「令和」っていう時代もめちゃくちゃ良くなるといいな。